SustainaBASE

株式会社SustainaBASE
代表 田名 真之(だな まさゆき)
経歴
2023年6月 株式会社SustainaBASE 代表
・2023年6月に法人設立
2022年4月〜2023年3月 株式会社うむさんラボ
・特任コーディネータとして、「うるま市キャリア教育事業」に従事
・県立高校にて地域探究プログラム「Okinawa Social Action Program U18」
を実施
2020年6月〜2020年12月 若狭公民館 外部アドバイザー
・外部アドバイザーとして「わかさオンライン学習支援プロジェクト」の
運営を補助
・2018年4月〜 予備校講師
・専任講師として総合・推薦、現代文、小論文の大学受験を指導
・運営統括として、スクール運営業務に従事
私の思い
これまで私自身が教育に携わってきた中で、中高生や大学生が自身のやりたいことや将来についてより深く考えられるよう、実践的な社会経験が得られる場をつくる必要があると何度も痛感してきました。特に中高生にとっては普段の日常生活の中で出会う大人は限られている場合が多く、自身のやりたいことや将来について考える具体的な経験が乏しいまま進路選択が迫られることも少なくありません。
また、日本財団が2022年3月に行なった「18歳意識調査」では、「自分の行動で、国や社会を変えられると思う」と答えた割合が26.9%となっており、アメリカや中国、イギリス等と比べても極めて低い数字となっています。社会をより良くするための行動やアプローチは無数にあり、次代を担う存在が自分達の行動で社会を変えることができると実感できる機会をいかに創出するかが我々大人の課題であると認識しています。
近年では、少子高齢化、過疎化、地域コミュニティの衰退、孤立、格差・貧困、環境破壊など、挙げればキリがないほどの課題が地域社会には山積しています。都市一極集中によって人財が地域外へと流出し続ける構造により、地域社会の将来的な基盤が危ぶまれる中で、我々はこうした問題にどう向き合うべきか今こそ問われています。
地域での活動を通して、次代の担い手が地域社会に関心を持つ機会を創出すること、そして地域課題の解決に挑むイノベーターを地域で育てていく環境を実現することが、今後の持続可能な地域社会の循環を創り出す上で必要不可欠となるはずです。これらは高校生にとっても自らの将来や生き方を考える上で重要な経験となるはずであり、一人ひとりの人生を豊かにするものとしていきたい、そうした思いで取り組んでいます。2022年より、子ども達に向けた地域での教育活動に本格的に取り組み始め、2023年6月に法人を設立いたしております。今後は地域での教育活動をさらに加速させ、地域での子ども達の学びの環境の充実に尽力していきたいと思います。